童女の寝顔
もう一つ、タイの『愛する』から引用します。
p135
子供の寝顔
ただ座って、小さい子供の寝顔を見つめたことはありますか?
眠っているとき、子供は幼さ、辛さ、希望を私たちに物語ります。
子供の寝顔を見つめながら、自分の心を観察していると、心に理解と愛が生まれ、その子を幸せにするためには自分がどうあるべきかが明確になるでしょう。
あなたのパートナーについても同じです。
愛する人の寝顔を見つめると、その人の幼さ、辛さ、希望、悲しみが見えてきます。
15分でも30分でも、ただそこに座って、愛する人の寝顔を見つめてください。
理解と慈愛があなたの心に生まれ、愛する人のためにあなた自身が何をしてあげられるのか、はっきりとしてくるでしょう。
これを読んで、30年も前のことを思い出しました。
大学院の同級生の仲良し何人かで富士山の麓の民宿に泊まり、朝目が覚めて、まだ熟睡している友人の顔を見て、驚きました。
シャープでシビアで、どんな事でもガンガン乗り越えてゆくガッツの塊のような人の寝顔は…童女そのものでした。。。
その時はわかりませんでしたが、今なら、その童女の柔らかさ、頼りなさを守るための牙城を、どれほど彼女が必死で築かなければならなかったかを理解できます。
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