自然の滋養
作業中のパソコンからふと目を上げたら、窓いっぱいに、美しいパステルピンクに染まった夢のような雲が拡がっていました。
まだ明かりが残り、横の畑で満開の菜の花や紫の木蓮など、鮮やかな大地の春の競演の差し色が効いていて、すごい眺め…
思わずiPhoneを持ってベランダに出たら、一階の方もお庭に出ていらして、以前理事をご一緒した仲なので、手を振って「綺麗ですね〜」と声をかけたら、「そうですね〜」とすごーくいい笑顔が返って来ました。
平日なので、お勤めから帰られた後だったと思いますが、心底リラックスされた感じで、それはそれは良いお顔でした。
自然の芸術の滋養を十分に受け取ることで、私たちは、深い部分から満たされ、癒されるのだと思います。
随分前に、ニューカレドニアの離島マレ島でフラフラしていた時、村の小さなスーパーで買ったショートブレッド…正真正銘の由緒正しいど田舎になぜか最新鋭のコンビニ風な商店があり、そこで本物のイギリス製ショートブレッドが買えました。
それと、日本から持参した粉の緑茶を水に溶いてペットボトルに入れたのを持って、延々何キロも続くまさに「天国に一番近い」プライベートビーチを歩き、お気に入りの岩陰でランチです。
ええ、もちろんショートブレッドと緑茶だけ。。。
いつもきちんとした美味しいものを食べることに執着している人ですが、この時だけはそんなおやつのような内容のお昼で、信じられないほど満足してしまい、その満足感があまりに強烈だったので、未だによく覚えています。
そんな離島の宿で、質素なリゾートなのに、これがまあ開いた口が塞がらないような贅沢なプライベートビーチを所有していて、しかもそんなに延々続くビーチを遠足するようなゲストはいないので、いつも貸切でした。
だだっ広い澄んだ空に真っ白な雲が浮かび、その白さに匹敵するような砂浜に環礁で保護された静かな海に立つ穏やかな波が、きらめく宝石のように砕けていました。。。
ガイアと自然のエレメント達の芸術作品は、シンプルなのに、ありえない美しさで、心と魂を震えさせます。
自然の美は、なんとまあ深くて豊かで滋養に満ちていることでしょう!
- 何でもなくて天国な日常
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