偶然、ある晴れた日に…
先日お気に入りのカフェにお邪魔した時のことです。
2階の指定席でゆったりしていると、ハアハアと息を切らせながら年配のご婦人が階段を上がってこられ、向いの席に腰を下ろしました。
ご主人がお水を持ってオーダーを取りに来られると、ご婦人は「つかぬことを伺いますが…」と話を切り出され…
それからがすごかった。。。
最近近くに越してこられて、お年賀状で住所を見たお友達に、このカフェを紹介されたそうです。ええ、そういうことはあるでしょう。。。
まだ土地勘が無く、えらく迷われて、何回目かのその日、初めて辿り着けたとか。ええ、確かにとてもわかりづらい場所にある、ちっちゃなカフェです。。。
お友達とは東北のとある大都市で、転勤族同士として会われたとか…
そのお友達の名前は○○さんで…
ここでご主人がフリーズして一瞬絶句します。
「さっき、彼女が来たところで…今下にいます」とか何とか言い終わらないうちに、ご本人が慌てて階段を上がって来ました。
テーブル2席だけの2階で、その当のお二人とご主人(はお盆を持ったまま…)、私の4人で、全員が全員口をあんぐり開けて、あまりの事に驚愕です。。。驚愕の貸し切り状態?
(@@)(@@)(@@)(@@)!!!!!!!!
ご婦人とそのお友達は、なんとまあ、十年ぶりの再会だそうで、お友達はカフェのご主人と昔ママ友だったご縁で、今もときたまカフェにいらっしゃいます。気さくないい方で、私もたまにお会いした際には、おしゃべりしたりする程度には知っている方だったんですが、結構遠くにお住まいで、この日も今年初めての訪問でした。
約束してなかったのにね〜…しかも散々迷われて、たまたまその日初めてちゃんと辿り着けて…
私たちは「たまたま」って言いますけれど、本当は偶然って無いんですよね。。。きっと。。。
- 何でもなくて天国な日常
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]