相手の自由を尊重する by マイケル・ローズ
昨日のメッセージの続きになります。キャロリンがご長男を亡くされた、その辛い出来事について。。。
一昨年のセミナーで初めてお二人にお会いしましたが、その時はキャロリンがマイケルをサポートしている感じを強く受けました。おそらく、普段はキャロリンが陰になり日なたになり彼をサポートしているに違いないと、その後もずっと思っていました。
ウチの鳥を息子だとは思っていますし、同じ屋根の下で暮らしている唯一の家族ですが、オカメインコなので、あっちが先に帰ることは承知しているし、覚悟もできています。それでも、あれが帰っちゃうかも…と一瞬でも思った時は、パニックでした。まだ数日前のことなので、本当に生々しい…人間同士の場合、親が子供を先に亡くす事態は避けられるのが普通だと皆思っていますから、キャロリンの嘆きはいかばかりでしょう。。。そして、彼女が自分の悲しみと痛みに浸り、プロセスする過程をあたたかい目で見守りながらも、その自由を尊重しているマイケル。。。
カップルがお互いを本当に思いやりながら愛し合っていることですら、そんなに当たり前でないこの世界で、このような無条件の愛を捧げられる関係というのは、希有に違いありません。
そして無条件の愛は、捧げられた方よりも捧げた側への恩恵の方が深いかもしれません。直接感じることになるからです。その分癒しも深くなるでしょう。
マイケル、心を打つシェアを有り難う☆
「今日のマイケルのメッセージ(1月11日)」(マイケルローズJAPAN)より転載します。
(アルコール中毒に苦しんでいたキャロリンの長男が、キャロリンのもとに来て一ケ月ほど療養をしていましたが、先月29日に亡くなりました。)
キャロリンの深い悲しみを見ながら、ありのままを受け入れる・・・を意識しています。
毎日、彼女の痛みを見るのは、易しいことではありません。
深いところで、私の一部は、彼女を幸せにしたい、微笑ませたい、悲しみを追い払いたいと思っています。
しかし、その思いは、私のエゴであると分かっています。
彼女がいつものように明るく幸せなら、私がもっと居心地よくなるからです。
ですから、いま、あるがままの彼女を、ありのままの彼女を受け入れ、手放すことを意識して実践しています。
そうするには、彼女が悲しんでいるからと、私も悲しまない、また
彼女の変わりやすい気分に、過度の反応にも、深い思いやりを持つことです。
彼女は、彼女自身のプロセスを経験しているのです。
私は、彼女との一体感が好きであり、望んでいますが、今は、手放す必要があります。
10年前、私は深い悲しみの中にありました。悲しみほど、個人的であり、孤立感あるものはないことを知っています。
ですから、彼女にとって有意義な方法で、彼女の悲しみを経験できるようにしてあげることに最善を尽くします。
「手放し」、それは、意識的な愛の選択です!
日本語訳 大亀安美
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ダイヤモンド
昨日ご紹介したティク・ナット・ハンの詩には、ダイヤモンドのイメージが登場しました。
実はこの詩を読む前の、ちょうどその日の朝、ガイドからダイヤモンドの比喩を使ったメッセージを受け取ったところだったので、一層心惹かれました。
ただ、意味は違っていて、日常に置かれる様々な痛かったり苦しかったりする出来事はみなダイヤモンドであり、人を磨いて輝かせる砥石なのだと…実際、その硬度の高さからダイヤモンドは研磨剤としても使われていますよね。そうして磨かれて、最後に人がその硬度と輝度を得てダイヤモンドになるまで、研磨が続くのだと…ダイヤモンドになってしまえば、もう同じダイヤモンドでは磨けないし、磨かれる必要もない。。。そんなメッセージでした。
確かに、本来の高い光のエネルギーとして在る時、どのような事からも傷付くことがありません。
昔、とても好きだったお友達にひどく誤解されて、憎まれたことがありました。それでも、彼女のことを嫌いになるわけでもなくて(よほど好きでしたね…そんなに好きになれる人たちに、この地上で会えること自体が祝福だと思っています)、ふと瞑想中にハートを見ると、彼女の怒りや何やらが刃物として見えていましたが、私のハートが白く輝いている中、その刃物は空を切るばかりで何の手応えもなく、そのまま消えて行きました。
一度は手放さざるを得なくても、そんな風にして好きな気持ちも友情も変わらずにいたところが、何年も経ってから連絡があり、一昨年でしたか、とても嬉しい再会と相成りました。
彼女はフランス人の旦那様と結婚していて、チェンマイにビジネスを持っている関係上、タイとフランスの行き来で、なかなか日本にまでは来ませんが、再会と彼女のビジネス上のお祝いを兼ねて、横浜のインターコンチに泊まり、それも改装前でクラブフロアーがまだかなりお安く、朝晩ラウンジで飲み食いしながら、さんざんおしゃべりに花を咲かせました。すごく楽しい思い出です。
光でいること、あるいは光に近い波動を何とかキープすること、これが全てかもしれません。あとは、時でも、宇宙でもがおのずと解決してくれるでしょう。。。
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