ピアノによる癒し
ある日、駅前の本屋さんでふと目を惹いた本を手に取った途端、隣の楽器屋さんからうっとりするような美しいピアノの音色が流れてきました。
お隣の楽器店では、店頭にたくさんの電子ピアノが陳列され、試し弾きができます。
練習曲なんかをポツポツ弾きする子供さんは見かけことがありましたが、この日の弾き手はプロかプロ並み。。。
で、手に取っていた本が『ピアノレイキ』(橋本翔太 フォレスト出版)って。。。
心の中で笑っちゃいました。
こんなにわかりやすいサインが出れば、立ち読みしたり、必要な情報かどうかリーディングする必要無し(^^)
実際、帰宅してまず付属のCDをかけてみましたが、とても気に入りました。
浄化とグラウンディング、そしてストリーミング(エネルギーの流れを良くする)の3曲のうち、一番気に入ったのは、雨の音に重ねたグラウンディングの曲でした。
濡れるのは不快でも、家の中から雨降りを見たり、雨の音を聴いているのは好きです。
著者の橋本さんも、雨のグラウンディング効果について次のように書いています。
p64〜65(途中を省略しています)
雨は、気持ちを落ち着かせて「ほっ」とさせる波動を持っています。
なぜならば、雨のエネルギーは上から下へと流れ、舞い上がった気を落ち着かせてくれるからです。
雨は、上にあがったよどみを洗い、地球へと染みこみ、地中深くへと伸びていく唯一のエネルギーです。気を鎮め、もう一度大地とつながる手助けをしてくれます。
最近、こうしたエネルギーワークの助けになる音源が選り取りみどりで、本当に助かります。
世界が急激に変わっていることの証拠ですね。
- ご本
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
『不満を上手に伝える方法』(ガイ・ウィンチ著 花塚恵訳 かんき出版刊)
これ、実は京都のジュンク堂で買いました。
疲れ方がひどかったため、本も持参せず、ぶらぶら街歩きをしながら、ひたすらぼおおおおっとして開放感を楽しみました。正解でした。ホント良かったわあ…。
でも、夕食後に近所を散歩していたらジュンク堂があり、何回も前を通りながら一度も中を見たことが無かったので、ふらっと入ってみました。
お目当の精神世界コーナーにめぼしい出物が無く、ふと横の心理学の棚を見ると、ん?とすぐ目を引いたのがこれ。
行きつけの地元の書店は、精神世界と心理学コーナーが離れており、烏丸のジュンク堂でなければ出会い損ねたかもしれません。
帰りまで開かず、空港までの電車に乗ってなんとなく読み始めたら、一気でした。
著者は心理学プロパーですが、精神世界の理解に被るところが多いです。
ただ、なんでそんなに人間関係がこじれるか、という本質的な原因であるところの「鏡の法則」が脱落しているのは致し方ないでしょう。
不平不満をぶちまけ、非難の応酬を繰り返して関係を悪化させるパターンの分析、そして、相互に利益をもたらす、相手に伝わるポジティブな不満の伝え方が、具体例を通してわかりやすく示されています。
単にネガティブな感情をぶちまけるだけなら有害で不毛ですが、理性的で建設的な不満の表明は、より望ましい関係を作るためのポジティブなものです。
この年末年始、カレンダー通りにしかお休みが取れないお勤めの方も、長い連休になりますね。
家族や近しい人たちとのコミュニケーションにお悩みの方、この本を参考に、じっくり向き合ってみるのはいかがでしょうか?
- ご本
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
『死は終わりではない』
ちょっと前にエリック・メドフス『死は終わりではない』(峰岸計羽訳 きこ書房刊)の一部を引用しました。実は、この本、書店で発見してから実際に購入するまでに、例外的に時間がかかりました。
手に取ってパラパラして、ものすご〜く読みたいと思いましたが、すぐに棚に戻しました。
なんで?
死にたくなったら困るから\(^o^)/
誤解しないでいただきたいのは、生きているのが辛くて逃げ出したい訳じゃなくて、喉から手が出るほど行ってみたい旅行先について、あまりに魅力的なガイドブックがあったとして、かなり長い間、あるいは一生そこには行けないことがわかっていたら…?
目の保養だけするのもいいですが、やっぱりちょっと考えない?
肉体を脱いだあとの一番のお楽しみは、ガイドと一緒に、自分の全人生をあらゆる方向から一度に見通すような、この世の制限された意識では絶対に不可能な、特殊で途轍もなく深みのあるおさらいをすることです。
自分だけでなく、自分が関わった全ての人の、今はわからなくてもその人側の事情や感情も全て理解できます。
それだけでも絶叫コースター並みの迫力だと思いますが、さらに、自分が選ばなかった選択肢を選んでいた場合の人生についても、3D並みのリアリティで見られるということは、他でも読んだな。。。
それに、チームミルスとの再会も、ものすご〜〜く楽しみです。
24時間ついててもらって、チームの誰やかやから大切な事を教えてもらったり、特別に用が無くても、ここにいるわよ〜みたいな感じで白い光で頬を撫でてもらったり。。。
肉体着用組と一緒にいるような具合には手応えが無くて、それがいつも寂しいです。あっちとちゃんとシンクロするように、もっと真面目に瞑想して波動上げときなさいよ、という話もありますが…。
あ、一昨日だったかな、鏡を見ながら歯磨きしている時に、くっきりした白い光が左頬を滑っていったのですが、鏡には何も写っていませんでした。。。以前も入浴中に同様のことがありました。次元が違うものを一度に見てるってね…!?
『死は終わりではない』で、エリックが、生きている人たちには聞こえなかった死者の声が、一旦録音されて再生されると普通に聞こえるようになる現象について書いていますが、これと似たようなもの?
こっちだって、最近はこの手の奇妙で面白いことが増えてきましたし、地球VISAの期限が切れるまで、目一杯豊かな経験を積んでおけば、それだけ最大のお楽しみ、人生レビューも面白くなる筈です。
というわけで、読後、一層死ぬのが楽しみになっても、心底死にたくなったりしませんでしたので、安心して皆様にもご紹介します(^^)
- ご本
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
愛する by ティク・ナット・ハン
ティク・ナット・ハン著『愛する』(シスター・チャイ・ニエム+西田佳奈子訳 河出書房新社刊)が届き、ワクワクしながら箱を開けた時、実はちょっとがっかりしました。
え〜、ちっちゃな本…
でも読み始めたら、すぐに微笑みが浮かびました。。。
p15
理解とは愛の本当の姿
「その人の苦しさを理解すること」が、あなたが誰かにあげられる最上の贈り物です。
「理解」とは、愛のもうひとつの名前です。
その人を理解してあげられなかったら、あなたはその人を愛することはできないのです。
苦しみが私たちを歪んだ言動に駆り立てます。その表面に現れたものではなく、わかりにくく隠れた苦痛を理解することができれば、その言動は格段に受け入れやすくなります。
そして、勿論そうした愛/理解は、自分自身に与えることからしか始まりません。
自分自身の苦痛を知って、理解して、その苦痛から生み出してしまったものがどんなにひどくても、思いやりを持って許して受け入れなければ、自分自身が救われないだけでなく、他の誰も救われないでしょう。愛と理解に欠けた非難や無視からは、意味のあるものや幸せなものは何一つ生まれません。
p20
自分自身を愛し、理解し、本当の意味で思いやることを覚えてはじめて、私たちは誰かを愛し、理解することができるようになるのです。
愛が無ければそれこそ辛くて窒息するようですが、読み書きそろばん(じゃなくてパソコン)よりも、もっと大事なことについての教育が、えらくお粗末なこの社会で、是非多くの人に手にとっていただきたい本です。
特に若い方達には、わかってもわからなくても、是非お読みいただきたいと思います。
p32
あなたという唯一の花
どんな子供も、人類という花園の1輪の花として生まれてくるのです。
世の中に、1輪として同じ花はありません。
社会では、若い時から、あなたにはこんなにも欠点があり、こんな商品を買ったら、こんなルックスだったら、こんな相手を見つけたら、全てがうまくいくのだと言わんばかりの情報に晒されてしまいます。
子供たちには、君はかけがえのない存在で、君らしくあるだけで充分なんだよ、誰か他の人になる必要はないんだよ、と大人の私たちが伝えてあげましょう。
- ご本
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]
分離と統合
振り返ってみれば、今年一年、殆ど分離の幻想と統合意識に関わる課題に取り組んでいたような気がします。
特に9月以降、古傷:きつい分離の苦痛を引っぱり出してからは、一層その課題が明確になっていました。
昨日病院の帰りに、その課題とリンクする本を見つけて一気読みしました。あれこれ必要な用事を済ませて帰ったらぐったり疲れてしまい、ソファにひっくりがえって休憩がてら、読めちゃいました。薄い本なんです。
サーシャというプレアデスをチャネルしているのですが、チャネラーのリサ・ロイヤル・ホルトが、ダリル・アンカとお友達なので、バシャールの話なども時々出て来て、そちらも興味深かったりします。
やはり分離を経験することは恩寵であり、統合意識にもアクセスできていればそれでよい。。。ということみたい。。。
とにかく何があっても、自分自身の内側にあるエネルギーを見て…それしか選択肢は無いとも思って来ましたが、これも先行する別星系が、苦痛と限界を乗り越えて、統合状態を取り戻す過程で採用してきた方法だったことについて書かれていて、ああ、やっぱりそうだった…と。。。
p21
自己観察とは、自分の中で日々、湧き上がってくる思考や感情や行動パターンを、判断せずに淡々と見つめることです。自分の中にある有害なパターンを見つめ、認めることは、幸せと心の平和を邪魔するものから自由になる最初の一歩です。他人を批判し、判断したいという思いが生じるのは、「自分の中で恐れている資質を他人の中に見たとき」です。いったんそれを見つめれば、新しい選択をしやすくなります。自己観察をすれば、自分を許せるようになります。自分を許すことは、このプロセスの大事な一部です。
リサ・ロイヤル・ホルト&サーシャ『黄金のしずく』(鏡見沙揶訳 喜多見龍一質問・編集 VOICE刊)
薄い本でも、所々はっとする箇所があり、内容的にはとても充実していると思います。たとえば…
p18
最近は引き寄せの法則が流行っているようですが、意志の力だけで強引に具現化を起こそうとしても、もどかしさを感じるだけです。琴座人の一番の変化は、「手放す」ことを憶えたということです。一見、直感に反するように思えても、手放すことで、内なる男性的エネルギーと女性的エネルギーがひとつに統合され始めます。これは人類が今、体験している大きな変化でもあります。
p73
ポジティブだけを見たがるスピリチュアルな人は、ポジティブがネガティブを凌駕すると思い、つらくネガティブな感情を否定します。しかし、本当の癒しとは「ポジティブとネガティブの両方を受け入れること」です。そうすることで一種のアルケミーが起きるからです。
p89
これは、比喩ですが、人間には甲羅がありませんね。このため、人間はとても敏感なのです。敏感すぎるがゆえに生きることを怖れています。ですが、それは本当は「感じることへの怖れ」なのです。
などなど…。
こういう良書に出会えるのも、間違いなく、人生の恵みの一つですね☆
- ご本
- / trackback:0
- / comment:1
- [ edit ]