分離と統合
振り返ってみれば、今年一年、殆ど分離の幻想と統合意識に関わる課題に取り組んでいたような気がします。
特に9月以降、古傷:きつい分離の苦痛を引っぱり出してからは、一層その課題が明確になっていました。
昨日病院の帰りに、その課題とリンクする本を見つけて一気読みしました。あれこれ必要な用事を済ませて帰ったらぐったり疲れてしまい、ソファにひっくりがえって休憩がてら、読めちゃいました。薄い本なんです。
サーシャというプレアデスをチャネルしているのですが、チャネラーのリサ・ロイヤル・ホルトが、ダリル・アンカとお友達なので、バシャールの話なども時々出て来て、そちらも興味深かったりします。
やはり分離を経験することは恩寵であり、統合意識にもアクセスできていればそれでよい。。。ということみたい。。。
とにかく何があっても、自分自身の内側にあるエネルギーを見て…それしか選択肢は無いとも思って来ましたが、これも先行する別星系が、苦痛と限界を乗り越えて、統合状態を取り戻す過程で採用してきた方法だったことについて書かれていて、ああ、やっぱりそうだった…と。。。
p21
自己観察とは、自分の中で日々、湧き上がってくる思考や感情や行動パターンを、判断せずに淡々と見つめることです。自分の中にある有害なパターンを見つめ、認めることは、幸せと心の平和を邪魔するものから自由になる最初の一歩です。他人を批判し、判断したいという思いが生じるのは、「自分の中で恐れている資質を他人の中に見たとき」です。いったんそれを見つめれば、新しい選択をしやすくなります。自己観察をすれば、自分を許せるようになります。自分を許すことは、このプロセスの大事な一部です。
リサ・ロイヤル・ホルト&サーシャ『黄金のしずく』(鏡見沙揶訳 喜多見龍一質問・編集 VOICE刊)
薄い本でも、所々はっとする箇所があり、内容的にはとても充実していると思います。たとえば…
p18
最近は引き寄せの法則が流行っているようですが、意志の力だけで強引に具現化を起こそうとしても、もどかしさを感じるだけです。琴座人の一番の変化は、「手放す」ことを憶えたということです。一見、直感に反するように思えても、手放すことで、内なる男性的エネルギーと女性的エネルギーがひとつに統合され始めます。これは人類が今、体験している大きな変化でもあります。
p73
ポジティブだけを見たがるスピリチュアルな人は、ポジティブがネガティブを凌駕すると思い、つらくネガティブな感情を否定します。しかし、本当の癒しとは「ポジティブとネガティブの両方を受け入れること」です。そうすることで一種のアルケミーが起きるからです。
p89
これは、比喩ですが、人間には甲羅がありませんね。このため、人間はとても敏感なのです。敏感すぎるがゆえに生きることを怖れています。ですが、それは本当は「感じることへの怖れ」なのです。
などなど…。
こういう良書に出会えるのも、間違いなく、人生の恵みの一つですね☆
- ご本
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